ロケット包装の特徴は高温加圧加熱殺菌

魚肉ソーセージなどによく使われている「ロケット包装」は、PVDC(ポリ塩化ビニリデンフィルム)やナイロンといった樹脂をチューブ状にして、なかに食材を充填していくことで製造されています。ロケット包装の多くは、素材となるフィルムのロールから、最終形状となるあの特徴的な製品形態まで、連続した製造工程で製作されています。食品包装ならではと言える「高温加熱殺菌」処理が工程の中でも、食材充填後のアルミワイヤーで密封された後に行われています。この高温加熱殺菌は、食材により温度や加熱時間等が調整されていますが、通常75℃で30分~1時間ですが、肉製品ともなると中心温度121℃、4分相当という短時間で処理されているものもあります。さらに、ロケット包装では高温での加熱時、併せて加圧することで取り巻いているチューブの収縮を促し、きれいな円筒状とするような工夫も行われています。

ロケット包装の特徴は高温加圧加熱殺菌
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