プラスチックの様々な用語

一言でプラスチックといっても、様々な種類があります。
プラスチック生産量の約8割を占めるといわれている汎用プラスチックとは、熱可塑性樹脂です。
約100度の熱で変形するため、引っ張り強さや耐衝撃性に関しては弱いといえますが、安価で加工性も良いため、日用品から工業製品まで幅広く使われています。
エンプラと呼ばれるエンジニアリングプラスチックは汎用プラスチックより強度や耐熱性に優れています。
価格は高価ですが、性能が高いため、自動車や電子機器などの工業用に使用されることが多いプラスチックです。
熱硬化性樹脂は、加熱による化学反応で硬化し、一度硬化すると加熱しても溶融することがありません。
メラミン樹脂やシリコンがこれに当たります。
その他にも様々なものがあり、意味が分かりにくいものも多いため、加工用語は覚えにくいといえるかもしれません。

プラスチックの様々な用語
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